空飛ぶ牛丼 ドローン配送 実証実験 (実験概要編) 2021.06.15 HOME 事例 実証実験 空飛ぶ牛丼 ドローン配送 実証実験 (実験概要編) 日本初、医療従事者への温かいランチのオンデマンドドローン配送サービスの実証実験 6月10日に神奈川県、横須賀市、横須賀市民病院、神奈川県立海洋科学高等学校の協力のもと、株式会社エアロネクスト、株式会社出前館、株式会社吉野家、ACCESSの4社で、出前館のアプリで注文されてた吉野家の牛丼弁当を横須賀市立市民病院の医療従事者にドローン配送する実証実験を実施いたしました。 今回の実証実験では、エアロネクスト・ACSLの新たに開発した物流ドローンに加えてACCESSがこれまでIoT分野で培ってきた「LTEを用いた映像配信」、「高精度位置測位技術」等の技術を活かし、安定した輸送を実現しました。 また、当日のオペレーションは、ACCESSのメンバーを中心に行いました。 いくつかの記事に分けて、本実証実験の詳細を説明します。 当日のオペレーションの流れを説明します。 今回の実証実験は、横須賀市の立石公園を離陸し、相模湾・小田和湾を経由し、神奈川県立海洋科学高等学校の校庭、横須賀市民病院にいたる経路でした。オペレーションの都合で片道の飛行のみとしており、飛行距離は6km程になります。 離陸地点の立石公園は、「秋谷の立石」という巨岩のある景勝地です。この巨岩を見ることができる岬が離陸地点でした。 海上は難所は特に無いですが、川に入ってからは、注意が必要な経路です。川幅は狭く、途中、橋をまたぐ部分があるため、監視者を建てて安全を確保しています。また、海洋科学高校のグラウンドを経由するため、多くの関係者にご協力頂き、安全な運行を確保致しました。 物流ドローンと連携する地上配送ロボット試走